お金で心理的に左右されるBlog

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最近保険会社を解約し、5年間貯めたお金が返金されてきました。

まぁ、7割は保険会社の利益になるので、月換算で支払っていたものがマイナスになるのは当たり前だよなぁと思いつつ。

ただ5年間貯めたものが返ってくるということでそこそこの大金が入ってくるので、少し気持ちが軽やかになりつつ。

呪術廻戦の冥冥や、ルパン三世の峰不二子、GS美神極楽大作戦!!の美神令子など、アニメや漫画キャラで私がシンパシーを感じるのはお金大好きキャラクターということもあり、お金の問題には結構敏感です。また、若い頃では硬貨の種類ごとで貯金をして楽しんでおりました。

そんなお金って、どんな心理的な効果があるのでしょうか?

お金がある・ないで精神的な浮き沈みがある印象があります。そのことについて少し考えてみましょう。

お金があることでの心理的な効果

お金があることでの心理的な影響については、多くの研究が行われているようです。

例えば、ハーバード大学の心理学者たちは、お金を使う方法によって幸福感が変わることを示唆していました。また、お金がある人々は、長生きし、より健康的な生活を送り、経済的な安定を謳歌し、余暇を楽しむことができるため、お金が「幸せのチャンス」をくれるという意見もあります。

また、他人にお金を使うことで脳の報酬中枢が活性化することが示されており、社会的なつながりによって幸福度は高まることが分かっています。以上のように、お金に関する心理的な影響は複雑であり、多くの研究が行われています。

確かに、最近大金が返金されたことで、何かあった時の安心感や何に使おうかという活動感を私の中でありましたねぇ。

お金がないことでの心理的な効果

では、逆にお金がないとどのようになるのか?

お金がないという現実は、人のQOL(生活の質)に大きな影響を与えます。QOLとは、健康や幸福感、教育や文化など、人が生きていく上で重要な要素を総合的に評価したものです。

お金がないと、健康や教育に必要な費用を捻出するのが困難になりますし、趣味や娯楽にも制限がかかります。また、お金がないと社会的なつながりや自尊感情も低下する可能性があります。お金がないことは、ストレスや不安、うつや自殺のリスクを高める要因となります。

お金がなければ稼いで増やす?

でも、最近は給与の割には物価上昇や消費税のため家計が圧迫している現状があるかとも思います。

日本の経済としては、平均所得は世界的に見ても高い水準にありますが、貯蓄率は低下しているようです。日本は他国に比べて消費税や所得税の負担が高く、社会保障制度も満足いく内容かと言えば微妙なライン。

人種として日本人はお金に対して不安を感じており、将来に備えて節約する傾向があります。

しかし、最近はInstagramやYouTubeなどで、「節約だけではダメ!賢く投資することも必要!」と宣伝されていますね。今までは日本人は投資に対して消極的であり、株式や不動産などのリスク資産への投資比率は低かったのですが、少しずつNISAの活用が出てきてますね。ただ、日本人はお金に対してリスク回避的であることや、子供の頃からお金のことについて教えてくれる存在がほぼないという環境下でもあるため、金融リテラシーが低く、お金は汗水垂らして働いて得る物、というイメージが残ってますね。

しかし、上記のイメージがあるなら、働けない状況だとどうなるの?という不安ってありますよねぇ。

加えて、給与上がらないのに物価上昇や消費税もあれば、貧困状態にも陥りますよね…。

貧困状態だと…?

とある研究では失業率と自殺率の関係で強い相関関係、つまり失業率が高くなればなるほど自殺率が高くなる、という関係が生じています。

貧困は心理的な苦痛を引き起こすだけでなく、心理的な問題を悪化させる可能性もあります。

貧困に陥ると、自己効力感や希望感が低下し、無力感や絶望感が増します。また、貧困は社会的排除や差別を招きやすく、孤立感や劣等感を生みます。さらに、貧困は健康的な食事や睡眠を妨げたり、薬物やアルコールの乱用を誘発したりすることで、身体的な健康にも悪影響を及ぼします。これらのことは、心理的な症状を引き起こしたり、既存の症状を悪化させたりする可能性があります。

なので、お金がない、ということは生きる気力を低下させてしまうのかもしれませんね…。という私も一時期収入が安定しない時はストレスと不安の高まりが半端ありませんでした。

国からの助成を使う

日本人は消費税や社会保険など払ってます。それは自分たちが何かあった時のために保険に入った状況と一緒でして、日本人は国から自動的に保険に入れられていると考えましょう。

困った時(何かあった時)に行政を使うことは悪いことではないです。

例えば、生活保護や児童手当などの給付制度や、住宅や医療などの割引制度などがあります。これらの制度は、お金がない人々の生活を支えるために存在しています。

しかし、これらの制度を利用するには、申請や審査などの手続きが必要です。

また、利用することに対して恥ずかしさや罪悪感を感じる人もいるかもしれません。しかし、これらの感情は不必要であり、自分の権利として積極的に利用するべきです。行政のサービスや支援を利用することで、お金がない時の苦境を乗り越えることができます。