心理学の大学院に行くための下積み時代Blog

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そしていつの間にかまた5月に入りました。

さて、今回はどんな事を綴ろうか考えた時にどちらかと言うと大学院を目指す人向けな内容も考えようかと思います。

私の年代は公認心裡師という国家資格がなかったので、臨床心理士という民間資格を取得すること、大学卒業後に実務経験を経ること、心理士になるのにこの2つのルートが主でした。
しかし大学院に行くルートは勉強とお金が必要……。また大学院も第一種第二種、専門大学院など進んだ先で更にルートがあります。

ただ、お金や大学選びは実力と運に任せてたとして。その実力の一部である学力は大学でどう獲得するか。

①英語力は大事にしましょう。

いや、ほんとにこれ大事。というのも現在臨床心理士を目指すためにはその過程として大学院の修士レベルを修了をすることが必要です。大学院は研究施設の顔もあるので修士論文作成が絶対となります。その作成の中には海外論文も読んでいくこともあったので書くまではともかく海外論文を読めるレベルは欲しいところです。(今はGoogle翻訳様がいい仕事をしますが昔の翻訳といったら…泣)
なので大学院試験も大学院によって英語論文を読んでの問に答える入試内容もあります。過去問を目標に大学在籍中は頑張るといいと思います。ちなみに私は英語力は壊滅的にアウトだったため大学の教授で英語翻訳を教えている先生の講座にお邪魔してました。まぁ、それでも今はもう英語は壊滅状態に戻りましたが…。

②心理学全般を勉強しておくと幅広い試験問題に対応できます。

臨床心理学を学んでいく土台として心理学全般の知識が必要です。これは臨床心理士の資格取得のための受験にも繋がるので若い時に吸収しておくと楽な印象です。私の場合はコツコツ吸収していくタイプであることと、視覚情報が優位なタイプだったため、大学1年生から1つの教科書をノートに写していくという手法を中心として関連のある本や板書が多い講師や教授の授業は端から端まで書き写しをして勉強しました。その時使ってた教科書が↓ですね。


心理学基礎
https://www.amazon.co.jp/dp/4563052450/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_EGTK9F3DJ93ZRJ8F7HQQ

久々見たら昔使っていた時の表紙から変わってますね。この本はどちらかといえば心理学の歴史に沿って記載があり、文字は多いですが個人的には教科書としては読みやすかったです。行動実験系の話はわかりやすかったですね。

あとがっつり勉強したい人は↓の本ですね。

心理学検定 基本キーワード[改訂版] https://www.amazon.co.jp/dp/4788960966/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_A3H2VJJNVDGV05MWRXD4

心理学検定の本ですね。これも幅広い領域の心理学について説明してあるので一見して「いいね!」ってなるんですが、いかんせん文字が多く小さくびっちりなのが視覚的に飛び込んできたので天を仰ぎました。なので、個人的にお気に入りの教科書となりそうな本を見つけて、その本で足りない補足情報やあっているのかどうかの確認のために使うイメージでした。

③インプットしたらアウトプットしてみましょう。

日本人の勉強の仕方はどちらかというと講義や授業を聞いたり調べたりとインプット(所謂頭の中に入れる)の方法が中心かと思います。
ただ、これだけだと忘れやすいことも多いんです。
なので覚えたことは人に話したり書き出したりとアウトプット(所謂外に出す)するとより記憶の固定化につながります。
実際に私も教科書で読んだことや講義で聞いた内容をノートに出したり、友人と話して考えたりすることで内容を覚えていきました。もっと効果的に行うなら後輩の人に教えるなどの行動をとってれば尚良かったかもしれないですね(なんせまともに仲良くない人とお話しすることは難易度が高かったので…)。

勉強の仕方は色々ありますが、私がやっていたのは上記のやり方です。この本達の内容が資格の試験の時でも今でも仕事やプライベートでも案外役に立っているとは思います。
まずは自分の得手不得手をどの様に活かす・補うかを見て目標に進んでみてください。ではまた。